1. 土に問い、木に学び、虫と生きる。

かつて、小豆島でオリーブを有機栽培で育てることは、無謀な挑戦だと言われてきました。しかし、私は信じていました。農薬や化学肥料に頼らずとも、オリーブが本来持っている生命力を信じて手助けをすることで、その土地ならではの力強いオリーブオイルを生み出してくれるはずだと。
私が目指したのは、心から納得できる「食用の有機エキストラバージンオリーブオイル」を作ること。ただそれだけでした。今から15年以上前、小豆島で畑を借り、最初のオリーブの苗木を植えたあの日から、私たちの挑戦は始まりました。

毎日、すべての木を見て回り、害虫を一匹ずつ手で捕まえる。虫を飼い、その生態を知る。そうしてオリーブに寄り添い続けることで、私はようやく、農薬を使わず木を育て、理想とする有機オリーブオイルを手にすることができました。瀬戸内海の穏やかな自然環境の中で、虫や鳥、草花とともに、一つ一つの仕事を丁寧に自分たちの手で行っています。
この石鹸は、そうして生まれた有機オリーブオイルを、そのまま形にしたものです。
2. 食用の有機エキストラバージンオリーブオイルを贅沢に使う。
私たちの石鹸は、ひとつ80g。その半分を上回る44gは、小豆島産の「食用の有機エキストラバージンオリーブオイル」でできています。それは、私たちが食用品として大切にお届けしている、109gで5,400円という価値を持つ最高級のオイルそのものです。

一般的に使用される有機リン系やネオニコチノイド系の農薬を一切使わずに育つ木は、自らを病害虫から守るため、より多くのポリフェノールを蓄えます。抗酸化作用があるポリフェノールやビタミンEをたっぷり含んだ「生」のオイルを届けるため、加熱も薬剤処理も行っていません。
私自身が苗を植え、育てた木になった実を、傷がつかないよう一粒一粒そっと手で収穫し、摘んだ瞬間から始まる酸化を抑えるため、畑の隣にある自家搾油所ですぐに搾ります。酸度0.2%以下。保存料も酸化防止剤も一切使用していない、生命力あふれる天然のオイルを使っています。
3. 農家の誇りと、職人の技が交わる場所。

自ら育て上げ、搾ったこの大切なオイルを、誰に託すべきか。石鹸としての完成度を求め、たどり着いたのが、北海道で真摯に石鹸作りに向き合う「Savon de Siesta」でした。
彼らが守り続けているのは、火を使わず、一ヶ月以上の時間をかけてゆっくりと熟成させる「コールドプロセス製法」です。オイルに含まれる天然の成分を熱で壊すことなく、石鹸の中に閉じ込める。その誠実な手仕事を知り、私はこのオイルを彼らに託すことに決めました。
石鹸職人の知恵と、農家の想い。その出会いによって、この「固形の美容オイル」は誕生しました。
【石鹸の製造委託先】
株式会社Savon de Siesta
札幌市中央区南1条西12丁目4-182 ASビル2F
4. 何も足さない。ただ、肌が悦ぶものだけを。
封を解いたとき、かすかに漂うのは、小豆島の風土を纏った若草の香り。人工の香料も、色を飾る成分も、保存料も、一切含まれていません。そこにあるのは、自ら育て、搾ったオイルそのものの清々しい香りです。
オリーブが乾燥や紫外線から命を守るために蓄えたオイルは、人間の皮脂成分にとても近いと言われています。敏感肌の方や赤ちゃんにこそ安心して使っていただきたい、シンプルで優しい石鹸です。
Advice
有機オイルを極限まで配合しているため、非常に柔らかく、溶けやすくなっています。また、泡立ちを良くするための添加剤も使用しておりません。ぜひ、泡立てネットをご使用ください。生まれたての柔らかな泡で、お肌を包み込むように洗う。最高級オイルの恩恵はそのままに、驚くほどさっぱりとした洗い上がりを実感していただけるはずです。
お肌に合うまで、お付き合いさせてください
天然のポリフェノール類を豊富に含んでいるため、お一人おひとりの肌との相性を大切に考えております。万が一、お肌に合わないと感じられた場合は、ご使用後であっても返品・返金をお受けいたします。私たちは、最後まで責任を持って、あなたの肌に誠実でありたいと願っています。
Contact: yamada@organic-olive.com



